今期に入り久しぶりに県外の招待試合に出て京都や大阪のチームと試合ができた。
京都大会準優勝のチームと兵庫県の伝統チームさんの対戦は楽しみでワクワクして
実は前夜からそわそわしていた (^^♪
個として鳥の目と虫の目の視点でサッカーを理解していると感じたこと。
すなわち、なぜドリブルで仕かけるのか?なぜパスをするのか?なぜ1vs1で
仕かけるのか?こういった『なぜ』を彼らは論理的に理解している。
例えば、相手と違うレーンに入ってしまえば、相手がいないのでボールは
前方に流しやすくなりますね。
つまり、そのレーンの部分では “1vs0” な状況ですから。
それであれば、定石であるゴール方向に向かうこと!
すなわち、原理原則にそくしたプレーを選択できるってことですね。
その理解があると、システムとかオフサイドラインとかチャレンジ&カバーとか
チームの約束ごとを守りながらも、個人の立ち位置(ポジショニング)が
ゲームの流れを感じて自然と変わってくるものです。
このわずかながらも前後左右に相手からズレるって発想と、その速さのカラクリを
理解してポジションをとることができたら、29期生や過去のハヤマスタイルを
築いた先輩たちのようにサッカーがより楽しくなります♪
そして、さらに必要な “ボール操作” の『質』ってのも理解できるようになる。
これらの3つの必要性の
① ドリブルとパスのスピードの違い
② 相手ゴールに対してレーンで考えた場合、レーンで1vs0を作る
③ ボール操作の質
これらが理解できたら、本当にサッカーが大好きな選手は何も言わなくても
自らが練習して選手として質が上がっていくだろうなぁ~
何事もやらされてはダメだってことがよくわかりますね (^_-)-☆
関西大会に滋賀の上位のチームが出ても勝てない、ましてや、滋賀の上位チームの
選手が次のカテゴリーで活躍しているってことを聞かず消えてしまっている。
U12リーグやU12選手権、そして県内のカップ戦で対戦したりそのチームの
選手を拝見させてもらって感じたこと・・・
なぜハヤマの子が次のカテゴリー以降で活躍で切るのか?
なぜここ3年県大会も出ていないハヤマが関西の強豪や滋賀県大会でここ数年
強豪と言われているチームを翻弄したり、善戦したり、勝利できるのか???
話しだしたら、また長くなるので、いくつか感じる中から抜粋して・・・・
まず、個性のある選手が少ないってこと。すなわち、自由度のある選手が少ない。
おそらくこれは勝て勝てになって、ドリするな!とかそこはシュートやろ!とか
選手に押し付けてやらせている指導者が多いこと多いこと。
そのうえで、点が入れば「わしの言うたとおりやろ!」ってベンチで
得意気に話したりする・・・こういうコーチがいたら組織ももめごと多し 笑
今の時代は総合力の高い選手が求められている時代なんですよね。
だからこそ、ジュニア年代では平均値が高い選手を育てる必要はそこまでなくて
どんどんその選手の持ち味を伸ばしてあげれば良いって思っています。
僕的には時代のニーズに合わせつつも、ハヤマ的には彼ら選手たちには
試合を観ている人たちを魅了する選手であって欲しいなって願っています。
他にも、サッカーというスポーツに対して、最近、滋賀の強豪と言われるチームさんは
『グループ』から入っているように思っています。
もちろん、チームスポーツですからグループも大事なことはわかりますが
僕は、まず個人で勝てる選手が必要だと思ってハヤマを引き継いでからずっと
ブレない信念でそれに固執して取り組んでいます。
って言うか、そのための8人制なんだと僕は思っています。
(もちろん、以前の11人制のときから僕の信念は変わっていませんが)
滋賀はまだまだチームプレーをベースにしすぎる部分があって育成では
あまりよくないと思っています。
先日、対戦した京都のチームさんや大阪のチームさんは大きい選手も小さい選手も
それぞれが自分の持ち味をしっかりと生かしながらも個の技術力に長け
個人戦術もサッカーの理解力があるので個人の点が自然と個人個人の点として
つながり線として結合し人もボールも連動して動くのでどうしても対戦する
ハヤマは後手後手となってしまったが試合後はなんだろう気持ちの良い納得の
試合って表現が適しているかどうかわからないけど指導者としてもすごく勉強になった。
県内のU12選手権での最近強豪と言われるチームさんや僕の采配のしくじりで
まさかの敗戦した試合でも相手チームさんは攻撃に関してはスペースを使った
ダイナミックな展開と速さを生かした展開で失点したものの崩されての失点は
ほぼ少なく、どちらかというと中盤はハヤマがボール支配しハヤマが相手の守備ラインを
崩してケースが多いように感じた通り
最近は守備をあんまり教える指導者さんが少ないと感じている(教えれない?)。
その結果として、身体の小さい選手があまり使われず大きい選手が後にドーんって!
守備は、ポジショニングや予測などを鍛えることで向上させることができます。
しかし、そこを教えれないがために身体が小さくて攻撃面でクレバーなプレーが
できる選手でもベンチスタートが多いってことが見受けれますよね。
もっと子供たちの将来を見据えて勝て勝てサッカーから脱却し、8人制のメカニズムや
メリット、デメリットや、その狙いに気が付いていない人が多いんじゃないかと
京都の地で京都の空気?匂い?空間?懐かしさも回顧しながら試合観察していました。
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