17期生たちがハヤマスタイルのきっかけを作ってからハヤマっ子達のプレーを見て
どんな練習したらあんなに上手くなるんですか?練習の見学に行ってもいいですか?
って、当時からよく言われました。
昨年も遠征先で夜の懇親会でつかまってどんな練習してるのか?質問攻めにあい
さすがの俺も有頂天に(笑)
時々インスタにあげたりすると見た人からはすごく熱心に個の技術トレーニングを
してますね、んまに育成にこだわってやはありますね!って言われます。
まーその通りですが(おおおおおおっと出たぁ!有頂天♪)
実は、やはり試合に勝ちたいからこそリフティングやドリブルをしてるんです。
って俺が言うと、「はいぃぃぃ???」ってみな怪訝な顔に・・・
やってること全てが選手の成長に加えて勝利に繋げるためにやってるんね。
ハヤマのやってるトレーニングなんかは強豪チームなんかは絶対にやっていないはず(笑)
だからこそ差別化となって、この部分では絶対に相手には負けない!勝てる!って
自信をもって言える部分を創り出していくことが大切やと思うてます。
例えば、俺はここにボール置いたら絶対に奪われへんねん!って言うような
無敵エリアって言うかぁ無敵ゾーンって言うかぁ~要は奪われへん工夫ね。
そこでは、絶対に負けへん!絶対に勝てる!と思えることがあるってことが
アイデンティティになるんちゃうかなぁ。
ハヤマは強豪チームのように身体能力的に秀でた選手を故意に集めてないし
他チーム同様にみんなでサッカーを楽しんで上手くなろうってチームなんで
比較的、身体能力が高い子が少ない普通やねんな。
50メートル走を競ったりロングボールの飛距離やヘディングの競り合いとか
身体能力が影響する局面では分が悪い。
中にクロスを放り込んでもヘディングやロングボールで跳ね返されてしまって
逆に、いっきにカウンターでチャンスのはずが一気にピンチになるみたいなぁ~
ほな、どうしたら自分たちが優位に試合を進めることができるんか!?
相手を上回ることができるんか!?
考え方や戦い方を構築しないといけんてことやねんな。
それが普段から取り組んでいることであり、結果として育成に繋がるんやと思う。
ハヤマがハヤマスタイルと志しているのはペナルティエリアの幅でサッカーをすること。
コンパクトな距離を保ちながら相手の守備を中央から崩すサッカー!!
鬼ごっこをする時コートサイズが狭い方が鬼は楽なことは言うまでもない。
すなわち、コートサイズを広く使われると身体能力が低いハヤマには不利ってことで
ましてや、ハヤマはコンパクトサッカーでドリブルだったりショートパスの交換から
相手守備を崩すのが伝統芸能(笑)で、滋賀少年サッカー界のピカソや~ん (*^^)v
芸術なんですよね。少年サッカーは!!そうでないとあかんと思うてます。
たくさんの想像力や発想力や創作力やアイデンティティの結集やと思うてる。
そのため、いかに自分たちの土俵であるスモールゲームに持っていけるか。
それが、強者に勝てるためのハヤマの戦い方やと思うねん。
なかなかハヤマの子みたいにドリブルがうまく試合で使えないって言う
指導者さんがいますが
ハヤマのドリブルは『自分の身体を使いこなすための身体操作能力の向上』を目的に
やってるだけ。
ドリブルと言うても、突破ドリブルもあれば運ぶドリブルなど様々なドリブルがある。
サイド、中央、ゴール前とかどの場所なのか?
相手や仲間がどの位置にどれだけいるのか?とか・・・
状況やシチュエーションに寄って選ぶドリブルの種類やコースどりもスピード、
身体の向きも変わってくるね。
そのために『こうすればドリブルで抜けるようになりますよ』って言うことが
できしません。
ドリブルで抜けるようになるためには、さまざまなシチュエーションで
たくさんの失敗を繰り返すしかないってことです。
だからこそ、それが許されるのがジュニア年代の試合であってジュニア年代に
習得しておくべき技術であって、ジュニアユース以降に武器として持っておくべき
技術をジュニア年代にこそやっとくべきなんですね。
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