春うらら♪ 

先日のあるBSテレビのスポーツ対談の番組を見ていた時、元プロバレーの
オリンピック代表だった人がこんなことを言っていました。

“時代とともにスポーツ文化も発展進展するので、指導者もその時の流れに
合わせて勉強したり努力したりすることが大切だなって思っている”

当たり前だなって思う反面、会社社会でも今と昔では労働基準法が変わったり
昔は昔で良き時代でもあったが今の時代には今の時代の生き方がある。

昔に流行語大賞となった “変わらなきゃ” ってイチロウの言葉は
死語でもなんでもなくとても大切な言葉だと思う。

「おまえは相変わらず信念を貫いた変わらないサッカーやな♪」って
よく言われるがその言葉は僕は嫌い。
大義名分やハヤマフィロソフィーがHAYAMAにはあるが
その根幹をさらに成長させ進化させるためには
多くの試合を観たり、多くの本を読んだり、新聞を読んだり、ネットニュース観たり、
多くの指導者仲間の意見に傾聴したりして(言ってしまうが(笑))
人一倍、サッカーだけでなくスポーツ界や世間の動向など多くの情報収集したりして
見えないところで寝る間を惜しんで指導者として「学ぶ」「気づき」の努力をしている。
そう、その通り!!根幹を太くすることで個として組織として臨機応変に対応する
育成指導技術を養わないとと考えている。

今さらだけど、コーチングは、子供たちの主体性を育み、自ら気が付き、自発的な行動を
促す指導法で、サッカーの育成年代の現場で行われているのはコーチングって言うよりも
ティーチングです。
そのティーチングとは、知っている人が知らない人に教えるとか、できる人ができない人に
教える指導法です。
サッカーというスポーツは、ピッチに出た選手が目まぐるしく局面が変化する中で、
自らプレーを判断していかなければならないので、コーチングによって自発的に
プレーできるようになる必要があります。
子どもたちを厳しく指導して、鍛え上げるという発想や思想は、
子どもたちの主体性や自発性を奪いかねないと思っています。
前のブログにも投稿しましたが、サッカーが嫌いになって辞めてしまう子もいます。
強いチームを作って実績をつくるという大人のエゴを子どもに押し付けては
いけないと思っています。

HAYAMAではその順番があると思っています。
例えば、一例ですが・・・
まずはボールを持ったら自由に操れるぐらいボール遊びをする。
あくまでも、反復練習をしてもそれは一例であって強制でもなく子供たちの
アイデアの引き出しの一つに過ぎない。
そこに次は相手をつけて対人練習をする。
そしてそこにもう一人の味方を付ける。さらに、相手にも一人増やしてやる。
どんどんインテシティが高くなってくると
さぁどうするか!?
うん!?ドリブルだけでは無理か?
じゃぁ味方にパスして相手かわそうか???
おざっぱに言えばこんな感じで自分で工夫する、させる機会をあたえることが
大事だと思っています。

子どもが上手くなりたい! 強くなりたい! という心を育むこと、
そして適切なタイミングでコーチングをすることが大切だと思っています。
僕たち指導者やご父兄さん方の大人が成長を焦ってはいけません。
先回りしてこうしないさい!とか、答えを教えてしまったりして、
子どもたち自ら気づくチャンスを奪ってはいけません。
時間がかかってでも子どもが自ら気がつくことことがとても大切です。

まさにこの内容は今のハヤマ30期生を思い浮かべながら書いています。
ほぼほぼ4年の秋頃から彼らはサッカーを始めました。
本当にサッカーが大好きで時間があれば小学校のグランド、公園で
ボールをさわっていたっちゅうかぁ
ボールを持っていたらそれだけでやってる感を味わっていた・・・笑
僕はそれだけで十分だと内心は思っていました。
ただ、彼らのサッカーが大好き♪うまくなりたい♪って気持ちを
実現させてやりたい!何とかしてやりたい!って僕も馬鹿正直に(笑)
必死になって共有しちゃって
遅れてサッカー始めた分、ずっとやってた仲間に追いつこう、追い越させて
やりたいと力が入り、
“ずっとやってたやつらが10回ボールさわっているなら君らは
100回ボールをさわろう!!
やってたやつらの倍は努力しよう!!って
うまくなって満面の笑顔が見たいがためにほめるとこは満面でほめながらも
嫌われ役も買ってやってましたが(人って嫌なことの印象が残るから)
本当に嫌われてたらどうしようって思ってます・・・涙

このハヤマ30期生はほんとうにサッカーが大好きで大好きで
うまくなりたいって普通にそこらへんの子たちとおんなじ。
でも、彼らは、そこから彼ら自身が多くのドラマを作ってきた。
今までのOBたちはジュニア卒団時は伸びしろを40%残して
次のカテゴリー以降に向けて巣立ったとしたら
この30期生たちは伸びしろを55%ぐらい残して巣立とうとしている。
そこにはこれだけやればこれだけうまくなれる♪
その分、さぼっちゃったら全然、うまくいかない!!ってことを
経験して、ここまでうまくなった分、これからの彼らの化ける率は
卒団生歴史上すごく高いかもしれない (@^^)/~~~
あとは今後、もっともっと図々しく前に出て良い意味で過信しすぎて
出る杭を自ら出していけば

プロになりたいってハヤマ30期生たちの思いを実現させる30期生が
親ばかかもしれないが僕は数人いるように感じる。(#^^#)
もちろん、過去の先輩はムチャうまかったし県トレ、関トレもたくさんいたし
プロ選手が数年ぶりに出るかも?とかも周りから言われてました。
ただ、それ上にこの30期生から、卒団するまでの過程が
今までとちょっと例のない育ち方をしているので、
かなりの伸びしろしかないじゃん♪って感じて送り出すことから
印象的には30期生たちの夢を実現させる可能性をかなり感じる (@^^)/~~~
彼らを選んだジュニアユースチームの皆さん!!間違いない (^_-)-☆
来期から宜しくお願いします!!

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