防御は最大の攻撃なり!? (^^)/

攻撃は最大の防御なり!ってよく言いますが
攻撃しようにもボールを相手から奪わないと攻撃がでけませんね。
ってことは・・・
ゴールキーパーにも僕は「ゴールキーパーは守備じゃない!」って言いますが
自分がボールを手にした時(アッ!サッカーだから足だけど(笑))から
自分がボールを相手から奪った時から『攻撃の開始!!』だと言うことです。
ハヤマは個としてボールを奪われない工夫にこだわっているから
ハヤマっ子たちはどこに試合に行っても
ボールを持ったらうまいね♪
1対1が強いね♪
ってほめて下さりますが
これからますますサッカーの質を高めるためには
サッカー選手として当たり前の基本技術を知っておくことも大事なので
(昔はちゃんと説明してたのですよ(^^;)
おさらいのハヤマっ子もいるだろうし、これから勉強ってハヤマっ子も
いるだろうしお勉強してましょう (@^^)/~~~

ディフェンスの原則:優先順位
守備の優先順位!!ってやつがあります。
まず、サッカーにおいてディフェンスする時に最優先するべきは失点しないことは
言うまでもありません。
しかし、ただずっと守っていてもスコアレスドロー(0対0)で引分けになり
負けることなくても勝つことはありませんし、ボールを奪わなければいけません。

そこで次のようなディフェンスをする時の優先順位があります。

▶インターセプト(パスカット)を狙う
▶相手選手がトラップした瞬間を狙う
▶ボールを持った相手選手に前を向かせない
▶前を向かれた場合はディレイして(遅らせて)サイドに追い込む
これらは、理解しておいてください。

◎インターセプト(パスカット)を狙う
1番目に狙うのはインターセプト(パスカット)です。
パス、つまりボールが転がっている瞬間はどの選手も干渉していないので
自分のボールにできればそのまま攻撃に移ることができます。

ピンチをチャンスに変えられるので積極的に狙っていこう。

◎相手選手がトラップした瞬間を狙う
とは言え、パスが上手いチームを相手にインターセプトするのは
なかなか難しいです。
そこで2番目に狙うのが相手選手がトラップ(ボールコントロール)した瞬間。
ハーフタイムで相手のファーストタッチが大きければ相手がタッチした瞬間に
ボールを奪えるよ!って僕も言う時がありますね。
大宝さんの練習試合でvs米原さんとした時もハーフタイムで言いましたが
県大会ではまた米原さんと対戦した時にはしっかりとそこは忘れずに
対応してくれました。
また、厳しくプレッシャーをかけるほど、すなわち相手に対してプレスを
早くすると、相手が慌てるのでトラップミスをしやすくなります。
ちょっとトラップが大きくなった(選手からボールが離れた)時を見逃さず、
常にボールを奪えるよう狙いましょう。
これについては、試合が始まって相手を観察しながら試合を進めていると
選手たち自身も気づいてくるので試合中に仲間同士で「コソコソ」と
小さい声で「タッチした瞬間に奪えるぞ!」ってコミュニケーションを
取ることも大事ですね(大きい声で言ったらバレるし(笑))。

◎ボールを持った相手選手に前を向かせない
相手選手がしっかりボールをトラップしキープしてしまった時は、
相手に次のプレーをさせないために前を向かせない(良い体の向きを作らせない)よう
プレッシャーをかけ続けましょう。
プレスがゆるい、あるいは相手と離れすぎると前を向かれてしまい、
良いパスをされたりドリブルで抜かれてしまったりするので注意が必要です。

◎前を向かれた場合はディレイして(遅らせて)サイドに追い込む
サッカー用語に『ディレイ!!(遅らせろ!)』って言葉があります。
これは覚えておいてください。
けっこう、口にすることも多いし、耳することもあります。
相手に前を向かれた時はディレイします。
ディレイとは相手を遅らせることです。
遅らせることで味方のディフェンダーが戻ってくる時間をかせぎます。

また、その際はできるだけ相手選手をタッチライン(サイド)に追いやるように
プレッシャーをかけます。
すなわち、味方ゴールや危険地帯から相手を遠ざけることです。

以上、これらがたくさんある基本技術の中の一つの『守備の優先順位』です。

この『守備の優先順位』に続いて、『マークの原則』も話をしておきます。
マークではポジショニング(位置取り)が大切です。
基本的には次の2つをまずは意識しましょう。
▶ボールを持った選手をマークする時は、ボールとゴールの中央を結んだライン上に
立つことです(頭の中でプレー中に描いてくださいね!)
これはゴールキーパーのポジショニングと同じです。
▶マークする選手とボールを持った選手、両方が見える所に位置を取る

◎マークの原則:ボールとゴールを結んだ線上に位置取りする
ボール(を持った選手)とゴールを結んだライン上にポジショニングすることで、
相手にシュートを撃たれないようにします。

◎マークの原則:マークする選手とボールを持った選手、両方が見える所に位置を取る
ボールウォッチャー(ボールだけを見ている状態)だと、
本来マークするべき相手が移動していることに気づかずピンチを招いてしまいます。

すなわち、ボールとマークするべき選手の両方が見えるポジショニングをするのがマークの原則です。
このマークの原則についてハヤマっ子たち6年、5年は僕的には弱点だと感じています。

実は・・・
優先順位とマークの原則を説明しましたが・・・
この2つを忠実にやろうとすると対応できないことがあるんですね。
それはインターセプト!!
さっきここで、インターセプトを最優先で狙おう!!って言いましたが
例えば、マークする選手の背後にポジションを取ると、パスされた後の対応はできるけど
パスカットするのは難しいんです。
僕はよくコートを三分割してプレーの選択をしろ!!って言いますが
そのミドルサード(中盤)など自分のチームのゴールが遠い位置では
あえて原則から少しポジショニングを変えるというやり方があります。
これが、ポジショニングをずらす!!ってことです。
もちろん、自陣のゴール前でこのポジショニングをしてしまうと(笑)
内側にパスを出されて簡単にシュートを撃たれてしまう危険があるので、
状況を考えた上で臨機応変に対応する必要があります。

セオリー、すなわち、『基本』を理解した上で応用をはたらかせることが
実践では大切だと思います。

念のため、これは大事なことなので、おさらいとまとめしときます。

*ディフェンスの原則として優先順位とマークの原則を覚えることが
レベルアップに繋がる。
ディフェンスの優先順位とは次の4つ
>インターセプト(パスカット)を狙う
>相手選手がトラップした瞬間を狙う
>ボールを持った相手選手に前を向かせない
>前を向かれた場合はディレイして(遅らせて)サイドに追い込む
*マークの原則とは
>ボールを持った選手をマークする時はボールとゴールを結んだライン上に立つ
>マークする選手とボールを持った選手、両方が見える所に位置を取る

自分のディフェンスに自信が持てるように、まずは基本、原理原則を
しっかりと身につけて欲しいです (@^^)/~~~ガンバレ♪

だからこそ、

究極の守備の原則は、攻め続けること!!
攻撃は最大の防御なり  ってことだ! (@^^)/~~~ 

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