サッカーは、一か八かのスポーツになってはいけん!
ここ二週間・・・選手権湖南予選の公式戦があり
勝ちたいって気持ちを前面に出すのは大歓迎やねんけど
がむしゃらに必死に前に前に頑張りすぎる
そんな試合展開ががしみこんでしもうて・・・
ボール奪ったときも奪った後も
ボールを持っている選手もボールを持っていない選手も
前に前にと進むことを急いで
相手との距離を自分から狭くしてしまってるから
パスを受けたときも相手とボールはさんでガチンコしたり
(出し手も相手マークが近いのにパスを出すのもどうかな!?)
相手の一歩分の中でボールを動かして奪われてしもうて
自分から余裕を無くしてしまってる。
昨日の奈良のカップ戦のときも言うたけど
相手も味方もだんごになっている密集の中でも
足が速い選手や身体がデカい選手は無理やり
パワープレーで相手を抜き去る最後のタッチで
多くの場合、ボールが身体からはなれている。。。
相手の守備の選手は攻撃してくる選手のボールが
身体から離れるのを待ってるんやね。
抜き去る最後のタッチを大きくしてしまったり
相手の一歩の中でボールを動かしたりすると
相手の思うつぼやねんな!
自分から相手の罠(わな)にはまりに行ってるみたいなもん!
これはみんなインサイドやインフロントでボールを
さわっているから必然的にはなれてしまう。
せっかく練習でインロールやアウトロール、アウトサイドで
ボールを動かすことを毎週のようにやっているのに・・・
また、せっかく大事なボールをマイボールにしたのに
味方と相手との間にロングボールを放り込んでしまって
相手にもボールを奪うチャンスを作ってしまっている
状況が最近はむちゃくちゃ多くなったんちゃうか!?
(さっき説明したように前に前に急ぎがち!!)
確かに、背が高くて身体がでかかったり足が速く力強い
選手の方が有利なんは言うまでもないし
それは自分の持ち味として生かすのはかめへんけど
なんでもかんでもボールの置き場所や身体の使い方など
基本技術を無視して強引にやるのは将来活躍はない!
身体能力や基本技術がけた違いに高い関西や全国の
選手が相手となるとハヤマにとって、あるいは、
滋賀にとって身体能力のサッカーは明らかに分が悪い!
そこに彼らは基本技術も兼ね備えてるねんな。
だからこそ、競り合いにたまたま勝つこともあるだろうけど
それは一か八かってことやねんな。
それを僕は今まで嫌と言うほど経験しているからこそ
ボールを持っている時もボールを持っていない時も
相手にボールを奪われへんための基本技術をしっかりと
身に着け、ドリブルで仕かけて相手かわしたり
ドリブルかと思わせてパスで仕かけて相手かわしたりして
最後まで技術でしっかりとつなぐような
石橋をたたくようなサッカーをせんといけんって思って
ハヤマスタイルを確立した。
残念やけど滋賀サッカーは高校年代もジュニアユースも
この一か八かの試合が99%を占めているように思うねんな。
(人によっては”交通事故”とか”出会いがしらの事故”って言うけど)
それを何とかせんといけんとレボナさんやセゾンさんやアズーさん、
そして、最近ならルーアさんとかジュニアユースが育成を重視しながらも
勝つサッカーを目指している。
ジュニアもハヤマ筆頭にレボナさんやアズーさん、カラーズさん
大原さん、水戸さん、そして最近ならルネスさんがこだわりながらも
選手達には負けたくない気持ちをあおりながら指導している。
明日からまた公式戦のU12リーグが始まってしまう・・・
また、前へ前へとイケイケな試合運びをして勝てば官軍的な
勘違いサッカーをしないように僕がしっかりとしないといけんと
頭はそんなこんなで明日はどんな役者になってハヤマっ子たちと
接しようかと策士を楽しんでんねんな (*^^)v
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