今日の練習はU12チーム6年とU11チーム5年以下で行いました。
今日は葉山東、北野、治田西、秦荘西、多賀の小学校が運動会だったので
練習参加人数は少ない目でしたが上鈎公園で明るく楽しく練習しました。
(@^^)/~~~
U11チーム5年以下練習でファーストタッチの練習をしていたので
ファーストタッチについて話しておきたいと思います。
もちろん、前回お話しした「グッド・ボディ・シェープ」とも
関係してくる一連のプレーの流れとなりますね
ファーストタッチとは???
サッカーでボールを受けるときの最初のボールタッチのことを言います!!
なぜ?ファーストタッチが重要性かと言うと・・・
すべてのプレーにつながる “始まり” だから!!
ファーストタッチの質を高めることで、
これらのプレーにつなげやすくなります。
・プレーのテンポ
・ボール回しの安定性
・シュート
・ドリブルの精度
サッカーのファーストタッチはポジションに関わらず、
いかに蹴りやすい位置に置くか!
次の動作に移行しやすい位置にボールを置くか!
が重要です。
そうそう! ファーストタッチとトラップの違いってどうなん?
トラップとは足首と地面の間にある角度をつくってボールコントロールする技術のこと。
これは英語(TRAP)なんだけど日本語に直訳すると『罠にかける』って意味で
サッカーでは相手を罠にかけるようにボールをピタリと止めるってことでトラップって
言うらしい。。。って中学時代に監督がドヤ顔して説明してた (笑)
んで、今回のファーストタッチとは
トラップに加えてどこに止めるかという判断も含めた言葉なんですね
(俺もドヤ顔 (*^^*))
例えば、(頭でイメージしてみて)
ファーストタッチで5メートル前にボールコントロールして
相手ディフェンスを抜くプレーはトラップじゃなくてファーストタッチ!!
ボールの止め方を突き詰めていくと奥が深いんですね。
ただ、ボールの止め方が試合の中でとても重要だと言うことはわかるよね!?
そこで、理想的なボールの止め方をするには3つの条件を満たしている
必要があります。
1.次のプレーにすぐに移行できる。
2.相手の守備の狙いを外している。
3.周囲の状況を把握できている。
ファーストタッチは足下にピタリと止めることが、すべてではなく、
状況によって理想的なファーストタッチは異なるので、
ボールの止め方には、そこらへんを意識する必要があります。
ボールを止めながら周囲を確認する方法は、
ボールの軌道(転がる方向)を読むことと、足の力を抜いた状態でボールを
トラップすることです。
ファーストタッチが上手い選手は、
ボールを止める作業をしながら周囲を確認してて、ほとんどボールを見ていません。
自然にボールが移動している間に周囲の状況を見ながらファーストタッチができるようになるまで
練習でファーストタッチを行う動作を何度も繰り返して
今日の練習のように反復練習することが重要です。
(*^^)v
元ガンバ大阪で元日本代表の遠藤保仁選手なんかは、
ファーストタッチはただ力を抜いて足を出しておけば、
カーテンにボールをぶつけたときのように勝手にボールが止まるので
ボールはいちいち見てないなんてテレビで言ってましたが
彼はボールに視線を落とさない時間で周りを見ているので、
次のプレーの選択肢を早く的確に見つけることができるんだ!!
ってその時のコメンテーターさんが言うてました。
簡単にボールを止めるコツは、
軸足で軽くボールを受ける前に身体を浮かせてみてください。
これは練習でも僕が強いパスなんかは軽ぅぅぅく飛んでみると
ボールタッチしやすいよって言いましたが
身体を浮かせてから、降りてきたタイミングでボールタッチすると、
身体の力が抜けた状態でボールを触ることになりボールの勢いを殺しやすくなります。
身体を浮かせる時間がない短いパスのときなんかは、
軸足を曲げて身体を沈ませて力を抜いた状態でボールタッチするってことが
コツです。
また、足のくるぶしと裏の間あたりでボールを止めるとピタリと足下に止まります。
これは僕はゴールキーパーしてますがバックパスの対応時に意識してました。
相手と正面で向き合っている状態(正対)でボールを受ける場合は、
ファーストタッチで相手の正面にボールを置くと、相手ディフェンスを
無力化することができます。
だからこそ、足裏でタッチすると相手も飛び込めないので嫌がるんですね。
ってことで、ファーストタッチで正面にボールを置くと
相手ディフェンスの左右のどちらにも選択肢があるので相手も止まります。
とくに、ゴール前なんかはどちらに抜かれてもシュート打たれるんで
なかなか飛び込めず相手ディフェンスは嫌がるんですね。
また、相手を背負ってたり、マークに付かれてて、
相手をスクリーン(ブロック)している状態でボールを受ける場合なんかは、
相手ディフェンスと遠い方の足でファーストタッチすることはわかりますよね。
相手に先に身体を当てることで(あずけることで)、
相手をコントロールした状態でファーストタッチできます。
とくに背が低い選手ほどファーストタッチの前の身体を当てたり、預けたりする技術が
大切になります(これをサッカー用語でアーリーヒットって言います)。
サッカーの試合の中では、立ち止まってボールを受ける場面はほとんどないので、
視野を確保するため身体の向きを変えながらファーストタッチすることが
求められます。
ファーストタッチでは、自分がプレーしたい場所へと方向づけした身体の向きを
考えることがとくに大事になります。
身体の向きを変えながらファーストタッチすることを
スペイン語でコントロール・オリエンタード(Control Orientado)と言います。
でもこの言葉は現代サッカーではプレッシングが早くなりなかなかボールを止めてから
考える時間が無くなってきたのでボールコントロールしてから次のプレーの時間を
短縮することが求められるようになったのでコントロール・オリエンタードって
言葉が流行りだしました。
簡単に言うと、
コントロールオリエンタードとは、方向づけをしたトラップの意味です。
(ちょっと、ドヤ顔(-_-)v)
半身でトラップすることが大事だという理由も併せて書いときますね。
って言うか、自然に視野が確保できて周りが見えるので相手ディフェンスからの
フィジカルコンタクト(接触プレーによる1対1)を避けることで、
ボールロストすなわちボールを失う機会が減るからです。
パスが来る方向から身体の向きを90度程度変えてボールを受けることを
半身で受けるって言うことはわかりますよね。
右から来たボールは左足で、左足から来たボールは右足でトラップすることは、
自然と半身でボールを受けることにつながるのでこれは最低限の基本技術ですよね。
視野を確保するために半身でボールを受けることと、
両足でファーストタッチできることは重要なんでここはジュニア年代でしっかりと
習得して欲しい、いや、習得できる年代なんでチャンレンジしようね (*^^)v
Youtubeなどの動画でファーストタッチなんかを勉強がてら見るなら
やっぱイニエスタ選手かなぁ~
ファーストタッチは、止まらないことが特徴的です。
イニエスタ選手はドリブルのコースを見極めるのが早く、
ファーストタッチからドリブルが始まってます。
さらにドリブル技術を活かしてスピードがあまりないことを補ってて、
自分自身のプレースタイルに最も合ったファーストタッチしてることが
動画見ていてもよくわかります (@_@)
他にも遠藤保仁選手や中田英寿選手の動画も僕はよく見て勉強しますが
今日、ここに書いたことを思い出しながら彼らの動画を観て
イメージトレーニングすると
これからの君たちがどんどん活躍すること間違いなし!!
がんばれーっ!! (@^^)/~~~
Boa Sorte !!
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