ジュニア年代でドリブルが上手い子どもたちの多くは、中学、高校と進むうちに
ドリブルで抜けなくなってくるのは承知しています。
対戦する側、つまり守る側の子どもたちが、ドリブルしてきたときの対応や
抜かれそうな場合のカバーといった守備力がアップするからです。
そのように簡単に突破できなくなることを見越して、ドリブルをどう有効に使うかを
小学生のうちから教えてあげるッテ言うか気づかせてあげる必要があります。
「君はドリブルが上手いから、相手をふたり引き付けられるそんなすごい力がある。
ってことは、二人が奪いにきたなと思ったら、空いてる子にパスを出せばチームとして
いいプレーになるン違うかな。」みたいな~。
そんな理解を促したうえで、ミニゲームや試合などの練習でそのような場面があったら、
止めて説明してあげることもあるしハーフタイムとかでアドバイスすることもあります。。
中学や高校に上がっってプレーすると今、言ったような状況で味方を使えると
チームに良い影響を与えることを理解してます。
ドリブルで仕掛けることで相手はドリブルで仕掛けてくると準備する。
相手にそう思わせると、次の仕掛けのチャンスの時にパスを選択するとパスが生きる。
そもそも単純に考えると・・・
目指すゴールは一つだし・・・ボールも一つだし・・・
そして、それを奪い合う方法はよくよく考えるとサッカーでゴールを奪う武器は
パスとドリブルしかありませんね(^_-)-☆
相手にはパスと思わせてドリブルで仕掛ける♪
またまた逆に相手にドリブルと思わせてパスで仕掛ける♪
相手にわからんようにサッカーを楽しむようなそんな子が増えてほしいと思う。
昨年のカタールでのワールドカップはまだ皆さんにも記憶は新しいと思います。
(ちなみに僕は言えば昨晩もWBC見て野球に熱くなってます(爆笑))
メッシ選手なんかはドリブルがむちゃくちゃ上手くて、相手をかわすだけでなく、
自分に相手を引き付けてパスも出せるのはみんなも見ていてわかってる通りですね。
世界サッカー目線となると、相手をかわしてクロスを上げられたり、
相手のディフェンスがサポートに来れない状況で一対一の勝負が出来たり、
さらにパスを出せる選手しか通用しないなんてことが
ネットニュースだったか多くの本を読むので何に書いてたかよく覚えてないけど
そんなことが書いてました。
だいたいそれができる選手たちはジュニアのころからいかに数的優位をつくって
攻めるかを気づきから学び体得していると多くの子供たちを県内外で試合をして
見てきました。
すなわち、「小学生の間はドリブルを習得する」ではなく、パスもドリブルも
どちらもあるよという理解をさせてあげたいとハヤマでは取り組んでいます。
サッカーはチームゲームであり、全員が協力してボールをゴールまで運ぶ。
サッカーはそういうスポーツだと理解して欲しいと思っています(^^)/
ハヤマっ子たちはドリブルやボールコントロールといったひとりで練習して取得する
「クローズドスキル」は一通りできます。おそらくほかのチームの子たちよりも
上手いと自負します (^^v
ただ、他のチームの子たちの中にも最近はYouTubeなどで多くの動画がアップを
見て自主トレとかしているのかご父兄が熱心だろうけど上手い選手が多くなりました。
ところが、ディフェンスをつけたりゲーム形式でサッカーをするとなかなか
思ったようにプレーできなさそうです。
例えば、トップスピードのままではドリブルでも身体からボールがはなれて失ったり
シュートなんかも打てません。
ドリブルなんかだと㊙ですが小股でぼるのタッチ数を増やしてボールを動かすと
上手くボールコントロールできるとか、
シュートなんかもどこかのタイミングで緩急を使いながら体を緩めてボールを
冷静にゴールに流し込むとかそんなスキルが求められるわけですが、
そこらへんがそのチームの指導者さんもなかなか教え切れないのかハヤマ的には
試合中では「やばい、やばい点とられそうだった」的なぁ~助かることがあります。
サッカーは相手があるスポーツですからクローズドスキルで良い癖をつけるには
もってこいですがクローズドスキルだけではなかなか成功しません。
そう考えると、小学生の間に勝つとか負けるとかはプレーする子供たち自身に任せ
たくさんゲームをして試合に使う技術を身に付けることが次のカテゴリーやそれ以降の
将来活躍目線として大事だと思っています。
滋賀でよく見るのは、上手い子がボールを持つといい場所にいる味方がパスをもらえず
また、逆に、そのうまい子にボールを集めろと指示を出すチームが多いようです。
周りが「パス!」と声を出しても、その子は延々とドリブルしていますし
それを大人も許してしまいます。
あるお子さんなんかは「いらんことせんと〇〇君に向かってボールを蹴っとけ!」って
言われたこともあるそうです。
ハヤマでは、「ドリブルばっかり、やめなさい」と指示するのではなく、
「君はドリブルで相手を抜いた後、何をしようとしてる?」と問いかけます。
ハヤマでは行けるならシュートトライまで行くのは大歓迎♪
ただ、その過程で、パスすると見せかけてドリブルしたり変化があるか!?
相手にわからないようなこと、相手をだますような工夫をしているか!?
などなどそしてそれらは目的じゃなく点を取るための方法であって
目的はシュートトライするのか?
それとも、相手ひきつけて仲間にパスを出すラストパスなのか?
目的をしっかりと頭の中でイメージできているのか!ってことですね。
要は、「そのドリブルは、どうやったらチームのためになるのかな?」
ハヤマはドリブルチームだからこそその質問には将来につながる深い言葉
ってことです。
引き付けてからフリーの仲間にパスをして、もう一度もらうとか・・・
みんなのためにドリブルをどう使うかだとか・・・ そんな発想になれば良いって思っています。
もうとにかく今は野球のWBC見て手に汗握って熱くなってます 笑
野球も観ていて思いますが個の活躍がチームのために繋がります。
力のあるホームランバッターはチームのためにホームランを狙いますし
足の速い選手はチームのために緩いゴロでもチームのためにファーストまで
全力で走って塁に出ようとしたり、ランナーに出たら盗塁をしたり・・・
みんなそれぞれが自分の持ち味をチームのために発揮することで
結果的に個人の活躍としてヒーロー選手となるんだなって思っています。
そうなんです♪ジュニア年代の間に自分の持ち味を武器とできるように
自分の持ち味に気が付いて(コーチは分かっていても教えませんよ(笑))
その自分の持ち味を生かしながらサッカーを楽しんで欲しいと思っています
(#^^#)v