人間は考える葦(あし)である!!
フランスの有名な哲学者・パスカルの言葉。
葦(あし)というのは水辺に育つ、弱く細い草のような植物のことを言います。
パスカルは著書の中で「人間は自然の中では葦(あす)のように弱い存在である。
しかし、人間は頭を使って考えることができる。
考える事こそ人間に与えられた偉大な力である」ということを述べてます。
パスカルが言うように、人間は自ら「考える」ことができます。
君たちがやっているサッカーも同じですね。
ふだんから練習して個としてうまくなったその技術やお父さんやお母さんから
せっかく与えられたその力を無駄にせず、
とくに、オフ・ザ・ ボールのときに、大好きななサッカーを楽しむために
まず自分の頭で考えてみるようにしてください。
もちろん、自分の考えた答が正しいかどうかもわからないし、
思考には時間も労力もかかるんだけど、
サッカーには正解や不正解なんてありません。
うまくなりたいって努力してきた自分を信じて、
自ら考えて出した答こそが「自分そのもの」なのですから、
自分が自分らしくあるためにも「考える」ことを大切にしてほしいと
僕はいつもベンチから君たちを応援、観察しながら見守っています。
やればできる!!
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